生き方探し

頑張ってるのにうまくいかない人生

この世界で頑張って生きていない人はいないと思います。
仕事を頑張って、勉強を頑張って、生きることを頑張って・・・

しかし、その頑張りって

本当に必要な頑張りなのか

と、考えたことはないでしょうか。

頑張っても頑張っても、期待した効果が出ない
うまくできない、なんてことは今までたくさん経験してきたと思います。

「頑張ることは良いことだ」

と世間一般的にはそう認識されているかと思います。
確かに、頑張ること自体は悪いことではありません。
しかし、頑張ることで人生が悪化してしまうという事例も存在します。

今回は

・頑張るということはどういうものなのか
・頑張ることは正しいことなのか
・頑張ることのうまい付き合い方

ということについてお話していこうと思います。

頑張ることは長続きしない

まず、頑張るという行動はどういうものなのか
考えていきましょう。

頑張っている状態とは

「全力で向き合っている」
「常にフルパワーで立ち向かっている」

このような状態を表します。

つまりは、常に全力疾走しているということです。
例えば、短距離走で100mであれば、全力で走りきることはできますよね。
しかし、10000mを全力で短距離走と同じペースで走れ!なんて言われてもできません。

なので、頑張るという行為は長続きしない、長続きできない仕様になっているのです。

頑張るというのは辛いことをすることである

頑張るときってどのような状況か、考えてみましょう。
以下にいくつかのパターンを考えてみました。

ダイエットをしているとき
試験勉強をしているとき
やりたくない仕事をしているとき

ダイエットを頑張ろう!と始めは意気込んでいていたものの
ハードな減量が辛くて辞めてしまう

試験勉強を頑張ろう!と思って始めたものの、つまらなくてゲームに逃げてしまう

上司に命令された仕事だから頑張らないと!と思って仕事を続けていたら
何でこんなことを続けてるんだろうと自分が分からなくなる

これらのことは皆さん経験があるのではないかと思います。
大体は続けられなくて辞めてしまうことになります。

なぜ辞めてしまうのかというとそれは、辛いからです。
正確に言えば”辛いと感じているから”です。

好きなことをしているときは、どんなことでも辛くは感じないはずです。
しかし、辛いと感じることをしているときは、頑張らなければやっていけません。

よって、頑張るということは辛いことをすると言うことなのです。

頑張ることの使い所を知ろう

「じゃあ、頑張ることしなけれないいじゃん!」
「楽なことばかりして生きよう!」

とは言いません。頑張ることから逃げ続ける生き方を続けると人生の端っこへ
どんどん追い詰められていくことになります。

しかし、だからと言って毎日頑張り過ぎると
自分自身を壊す原因になってしまいます。

では、どうすればいいのか
対処法をご紹介します。

 

①自身の適正なレベルを知る

楽過ぎてもダメ、辛すぎてもダメならばどうすればいいのか。
答えは、「丁度いい適正を見つける」です。

例えば、RPGのゲームで、モンスターと対峙していたとします。
プレイヤーのレベルが20で、モンスターのレベルが50だとしたら、どうでしょうか。

まず勝てませんよね。

これではどんなに頑張ろうがモンスターを倒すことはできず
最終的には諦めることになります。

逆にプレイヤーのレベルが50で、モンスターのレベルが20だとしたら
楽々とモンスターは倒せます。

しかし、倒しても経験値が入らないため、レベルアップすることが出来ず
最終的な目的のボスは倒すことができません。

つまりは、プレイヤーレベル20で、モンスターのレベルが20の
丁度いい相手を見つける必要があります。

先ほどのダイエットの例で言えば、いきなりハードな減量をするのではなく
まずは一食分のごはんの量を3割ほど減らしてみる。

それを続けてみて、辛く感じないなら
2食分のごはんの量をさらに減らしてみるというように

楽過ぎず辛く感じすぎない程度を常にキープする
ことがポイントです。

辛いと感じることが少なければ、頑張る必要性もなくなります。
つまりは、頑張っているように感じなくても頑張ることができるようになるのです。

 

②頑張るの使い所を見極める

自身の適正レベルを知るというのはわかりました。
しかし、どうしても手ごわい相手と対峙しなければならない時もあります。

いわゆる、RPGで言うところのボスです。
いつかは必ず対峙しなければならない時が来ます。

この様な場合こそ、頑張ることの使い所です。
全力を持って対峙しましょう。

「でも、この頑張ることの使い所がどこなのか分からない」

という方もいるでしょう。
では、頑張ることの使い所の判断の基準についてご紹介します。
それは

頑張った先に、自分の欲しい未来が待っているのか

これを想像してみてください。

ボスを倒した後には必ず何か大きな報酬を得ることができます。
その報酬が自分の欲しい物であれば

「頑張ってよかった!」

と思いますよね。
しかし、そうでないのであれば、無駄な頑張りとなってしまいます。

頑張った先の未来を想像して行動してみましょう。
そうすれば、頑張ることの使い所も自然に分かってくると思います。

以上、頑張ることについての解説でした。

頑張るという行為自体は、自分らしい生き方の実現のために必要ではありますが
使い方を誤ると、自分自身を壊す切っ掛けにもなるので
日常の生活で以上の内容を意識して生活してみるのをオススメします。

・頑張ることは長続きしないため、使い所を知ろう
・自身の適正レベルを知り楽過ぎず、辛すぎない状態をキープする
・頑張った先に自分の欲しい未来が待っているのか、想像する