生き方探し

本気で欲しいものは普通では手に入らない

突然ですが皆さん、今幸せですか?

幸せじゃないって人はなぜ幸せじゃないのか
考えてみたことはありますか?

それは

本気で欲しいと思うものが手に入らないと思っている

からじゃないですか?

それでは、なぜ手に入らないかお教えしましょう。
それは

普通の生き方をしようとしているからです

普通というのは言い換えれば、みんなが持っているものです。
みんなが持っているものを手に入れようとしても
それが自分にとって、本当に欲しいものであるとは限りません。

だからこそ、本気で欲しいものを手に入れるためには
普通であることから脱却する必要があります。

今回の記事では

  • 普通の何が悪い!
  • 普通じゃ欲しいものは手に入らないの?
  • だからと言って普通から逸れるのは怖い!

というご意見が出てくると思うので、これらのご意見に応えつつ
潰瘍性大腸炎という、普通では罹らない病気になった私が

普通から逸れることで手に入れたものこそ価値があった

という経験をお話してみようと思います。

普通とは何なのか

「普通に生きたい」とか「普通でいいや」っていう人
この世の中には結構居て、私の周りでもこのようなことを言う人は良く見かけます。

でも、普通の生き方って何なんだろう。
皆さんは、具体的に普通とは何なのか考えてみたことありますか?

ここで言う普通というのは

  • 小中高と問題なく学校に通い、良い大学に入学する
  • 大学卒業後は安定した大企業に入社してキャリアを形成する
  • 20代半ばから30前後までに結婚し家庭を持つ

みたいなイメージをお持ちではないでしょうか。

最近の若い世代では、このような価値観は崩れ始めているようですが
それでもまだ根強く残っています。

では、何でこの普通と呼ばれる価値観は根強く残っているのか
それは

考える必要がないから

だと、私は思っています。
最初の方で、私はこう言いました。

普通というのは言い換えれば、みんなが持っているもの

みんなが持っているものって、なんか欲しくなりますよね。

それが本当に欲しいと思っていなくても
みんなが持ってるから買っちゃうみたいな。

そういう状況の時って、深く物事を考えていません
だから、流されて流されて
別に欲しくもないもので自分の周りがあふれちゃうわけです。

普通って結構残酷だ

でも、普通って結構残酷だと思うんですよね。

だって、本当に欲しいものが手に入らないから。

普通っていうのは普遍的なもので、だれにでも当てはまる物ではあります。
しかし、だれにでも当てはまる分、ジャストフィットするものでもないんですよね。

だから多くの人は不安を感じたり不満も感じたりする。
でも、だからと言って普通からはみ出そうとしない。
そうして何も変わらず世界は回っているのです。

そんな生かさず、殺さずな普通って結構残酷だと思いませんか?

普通から逸れた時がチャンス

普通であろうとしても、強制的に普通じゃなくなる場合っていうのがあります。
例えば、適応障害がそうですね。

世の中の普通に馴染めない、日々ストレスを感じるなど
生活に支障が出るレベルで体調が悪化してしまう
と言うのが、この症状の特徴です。

で、適応障害と診断された方は
「世の中の普通に馴染めない自分は劣っている」
と感じてしまいがちですが、断じてそんなことはありません。

普通ではないということは
普通の人が手に入れられないものを手に入れられる
ということでもあります。

例えば、私の経験談になりますが

私は潰瘍性大腸炎という難病になったからこそ
手に入れることができたものがあります。

それは何かというと、健康です

「病気になったのに、健康を手に入れたとか噓でしょ?」

と思うかもしれませんが、これが本当なんです。
潰瘍性大腸炎発病前より、今の方がとても健康的な生き方が出来ています

潰瘍性大腸炎の発症後、健康というものが
本当に貴重で大切なものなのだと実感しました。

だから、健康に生きられる体が本当に欲しくてたまらなくなったんです。

その結果、健康を手に入れるために、人間の体だったり、精神、そして
生き方対して注目するようになりました。

そして、学んだ知識を実践、訓練することで
結果的に潰瘍性大腸炎も落ち着き
発症前より健康的な生き方が可能になりました。

これも、普通から逸れたからこそ見えた道筋だったと思います。

普通じゃない自分を誇れ

「周りのみんなと同じように出来ない」
「みんな普通に適応できてるのに自分だけは出来ない」

そんな苦しい思いをしてる人もいるでしょう。

普通はできて当たり前のことなのに出来ないなんて
自分はダメな人間なんだと思ってしまうこともあるかと思います。

その気持ちはよ~く分かります。私もそうでしたから。
でも、冷静になって考えてみてください。
普通というのは、結局誰かが作ったルールでしかありません。

そのルールに従うことで手に入るものは
本当にあなたが欲しいと思うことですか?

大多数の人は、この”普通”に振り回されて
別にそれほど欲しくもないものを手に入れ、でも満たされないから
不安になったり、不満を口にしたりしています。

このような人たちは
「普通にやってるのに欲しいものが手に入らない」
と言います。

当たり前ですよね。
普通に囚われすぎて、本当に欲しいものが見えてないんですから。

逆に、”普通”に違和感を感じたり、馴染めないと思いながら生きている人は
普通とは別のところに、自分が欲しいと思うものがあるということに
気が付ける絶好のチャンスです。

劣等感を感じる必要はないんです。
むしろ、誇るべきことなんです。

だから、普通じゃない自分を認めて本当に欲しいものを手に入れるために
行動を起こしましょう。

きっとその先には、充実した生き方をしている自分がいるはずですよ。